刺繍糸の色落ち・色移り解決法2

刺繍糸を60℃以上のお湯につけて色を落とした、の続きです。

白い生地に縫い付け、しばらく水につけ、半乾きの状態でアイロンをかけてみました。
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左から、
    〔何もしない糸〕、 〔お湯に二回つけた糸〕、〔クエン酸+塩水溶液とお湯につけた糸〕です。

お湯二回は、色が移りませんでした。
クエン酸+塩は、うっすら色が移っています。この糸の染料には、この方法は向いていないようです。

色を落として、糸の色が薄くなる、ということもありませんでした。

こうして、DMC5番糸色番321.の色落ち・色移り対策は、『60℃以上のお湯につける(念のため二回)』となりました。めでたしめでたし。

でも使う前に処理しないといけないのか…。
それに、新しい糸は使う前に試さないといけないし、今まで使っていた糸でも気が付かないうちに「.」がついてしまっていないか気を付けなければならないし、ああ面倒くさい。


んなこんなで刺繍も刺し終りました。

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緊張の中、霧を吹いてもにじみませんでした。よかったー。
半分終わった気ですが、これをポーチに仕立てていきます。